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2015年3月 1日 (日)

姫踊り草

 今日から3月、弥生の月だ。暖かくなる。有難い。が、しばらくは寒さと、暖かさとが攻め合の日が続くでしょう。歳時記をみていたら次の句が目についた。昨日はポカポカの一日であったのが、今日は冬なみの寒さ、昼頃から冷たい雨が降っている。

●冴えかえり冴えかえりつつ春なかば 泊雲

 でも、春は確実にやってきている。路傍の陽だまりにはオオイヌノフグリのコバルトいろの花の混じってヒメオドリコソウが咲いている。

Photo

●残り梅雨 ヒメオドリコソウの葉に踊り 紫葉

●傘かぶり 姫踊り子草や 藤娘  

 

葉ばかりが目につく、地味な草花である。花はオドリコソウによく似ていている。白花とピンク花の2種類があるそうだが、私はピンクしか見たことがない。

 小柄でずんぐりした草姿は、大きな菅笠をかぶった子供の踊り子に似ているとかでヒメオドリコソウ(姫踊り子草)と名ずけられたそうだ。

 わたくしは踊り子よりも昔、農作業のさいに使っていた雨具「蓑傘」をまとった農家の子供を思い出すのです。私も、そのひとりでしたが。

 現代のような雨合羽のない時代、田畑の作業には藁の蓑(みの)を背中にはおり、菅笠をかぶって作業をしてたものだ。つい最近まで見られた景色だ。

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